アンビリーバボーな襲撃の様子が気になりました
『常識では考えられない出来事=アンビリーバボー』
解明不可能な超常現象や奇跡の逸話、ミステリー現象からビックリ衝撃映像まで‥
世界のいたる所から寄せられるアンビリーバボーな出来事にせまる番組。
フジテレビで人気の『奇跡体験!アンビリーバボー』
今週もなかなか興味深い内容です。
その中でも、外国&動物ネタに興味深々な私は、アフリカ大陸のある国の衝撃的な出来事を知り、さらに興味を持ってしまいました。
アフリカ・ナミビアの、川下りツアー中に起こった衝撃的な出来事です。
ここにいらっしゃっているアナタ、もしかして、あなたも同様な気分になったお一人でしょうか?
では一緒に、アフリカへと飛んでみましょう!
ナミビアってどこにあるの?
まずはナミビアの位置を押さえておきましょう。
ナミビアはアフリカ大陸南部に位置する、自然豊かな国。
東にボツワナ、南に南アフリカ、北側はアンゴラと国境を接していて、西側は大西洋です。海岸に沿って南北に1300kmも続く「ナミブ砂漠」は世界で最も古い砂漠(推定8000万年前)として世界遺産に指定されとても有名です。海岸の低地の東には急な崖を伴う山地があり、そのまた東には皆さんも聞いたことがあるでしょう ”カラハリ砂漠” が広がっています。
余談ですが、ナミブ砂漠の「ナミブ」とは先住民の言葉で「広大な」とか「何もない」という意味のようです。この果てしなく広がる、赤ともアプリコットとも称される色を持つ砂漠はその名の通り、生命の気配など感じられない不毛の地に思われがちですが、その美しさにより「世界一美しい砂漠」とも言われているのだそうです。
人口は、3人/k㎥。人口がアフリカで最も少ないのも砂漠が美しく残っている理由かもしれません。
ナミビア観光の魅力
ナミビアは自然の驚異と多様性にあふれた、大自然を満喫できる魅力的な旅行先として人気な国です。
その広大な土地には、砂漠、山脈、草原、海岸線、星空など、さまざまな美しい大自然が広がっているのです。また、原住民のユニークな文化も未だ大切に守られ現代にも根付いています。川下りツアーの他にも大自然を満喫できる人気な観光スポットをご紹介しておきますね。
ナミビアの人気観光スポット
- 1、ナミブ砂漠‥ナミビア観光で外すことが出来ないのがここ。約8000万年前に生まれた世界最古の砂漠。北海道並みの広さを誇り赤褐色の砂丘が延々と続き、まさに「砂漠」。朝日に染まる砂丘は超絶景。
2、ソサスブレイとデッドブレイ‥世界最大級の高低差がある雄大な砂丘で、高さ300mもの大砂丘群を見ながらトレッキングができるのが「ソサスブレイ」。対をなして「デッドブレイ」と呼ばれるのが「死の沼地」の意味を持つ、赤い砂丘と白い大地と黒く立ち枯れた木のコントラストが美しい土地。
3、トゥウェイフルフォンテーン‥2000年以上前に描かれた2,000点以上の岩彫刻が見られる。ナミビアで最初にユネスコ世界遺産に登録されたもの。保存状態が良く当時の狩猟生活が垣間見られる。
4、エトーシャ国立公園‥四国ほどの広さで100種類を越す動物や300種以上の鳥類が見られる。レンタカーを自分で乗り入れ可能で、水場に集まる動物や見渡す限りのサバンナの夕日が堪能できる。
5、ケープクロス‥オットセイの自然保護区。20万前後のオットセイが住む。オットセイの鳴き声がはじまるとなかなかの圧巻な風景。
6、カオコランド‥ナミビアの中でも伝統的な生活を営んでいるヒンバ族の村が点在し訪れることができる。蟻塚と牛糞を固めた円柱形の家に住み、女性は体を清潔に保つ為赤い泥粉と牛脂を混ぜたものを体に塗る。最近は都市部へ出る若者も多いが観光収入も貴重な生活の糧。
7、シュピッツコッペ‥「ナミビアのマッターホルン」と呼ばれるエリアで最高峰は1728m。頂上まで歩いて登ることができ、そこからの眺める夕日に映えるながめは絶景!周辺にはキャンプ場も点在しボルダリングやロッククライミングもできる。
8、ウォルビスベイ‥大西洋に面する港町。ラグーンに集まる遊覧クルーズがおすすめで、ペリカンやオットセイが見られるが、中でも野生のフラミンゴが住んでいて、南アフリカのフラミンゴの50%はここに集まっているそうだ。
9、ムーン・ランドスケープ‥定番の観光スポット。なだらかに連なる山々と、砂と岩と谷ばかりの様子は「砂漠の中の月世界」と言われる。絶滅危惧種の植物「ウェルウィッチア」は枯れているようにも見えるけど1000年以上も寿命があり、和名は「奇想天外」!
10、エプパの滝‥ナミビア北部、アンゴラとの国境を流れるクネネ川にある滝。ヒンバ族の聖地。荒涼とした砂漠風景が多い中で、緑と水が豊富なホッと一息つける場所。近くには前述のヒンバ族の村があり観光しやすい。
ナミビアはまさに、美しい自然の絶景とアドベンチャー好きや人類学好きにはたまらない魅力的な国でした!こうして見てみると本当に砂や山が多いので、川下りのリバークルーズ観光は水域と緑の自然の中に身を委ねることができる人気観光かもしれないですね。
アンビリーバボーな、カバの衝撃的な襲撃
これは2021年、Brandon Reedさんのpostです。
場所は実はナミビアじゃなくてお隣のザンビアのLivingstoneですね。南隣のジンバブエにとても近いザンビアの中心的な都市で、「世界三大瀑布」の一つ・ヴィクトリアフォール(滝)のザンビア側の玄関口ということです。
”都会でありながら水量豊かで自然もたっぷり” ということで、川下りにもってこいの場所では有りますが、秘境やジャングルではない身近なスポットでこんなことが起きているなんて考えるだけでも不思議な気分になってきます。
いかがでしたか?
ほんとに惚れ惚れするほどのお姿で拍手したくなるくらい。
…でもアレが実際に自分の目の前で激しい水音と共に向かってくるものなら、マジで震えが止まらないレベルの海獣ですよね。
こちらは、世界最高峰のドキュメンタリーを扱う「ナショナル・ジオグラフィック」より
さすがに映像も綺麗で、イカる(怒る)カバの表情も見逃せません。
泳ぎも見事ですけれど、あの一心不乱の意思の強さにも脱帽ですよね。
イカった(怒った)カバはどうなるの? ーカバの性質
のっそりとしておとなしい、ユーモラスな雰囲気の動物というイメージのカバですが、でも実は動物界で最も強くて攻撃的などうぶつと言われています。一見おだやかには見えるものの、警戒心が強くて気性が荒く、とても攻撃的な性格なのです。
「え〜!?そうなの?? …ムーミンはどうなの?」ってまずはそこからびっくりですよね。
確かに、カバは一日のうち16時間を水中で過ごすのんびり屋さんで、あのムーミンキャラクターに代表されるような愛らしい見た目が特徴的です。ムーミンを思い浮かべるとなんとなく分かるのが目と鼻の位置。ワニのように飛び出す目は少し高い位置にあって、水中にいるときに目で見て鼻で息をしながら周囲を警戒するための作りになっているのです!性格に合わせた素晴らしい進化形態を遂げていますね!!
あまり動かず水の中で見かける理由として物理的な要因が挙げられるのですが、体の皮が薄くて乾燥しやすいために、気温の高い日中は肌が乾燥しないように水中で過ごすのだそうです。
そして夜になったらエサを求めて陸に上がって活動をする。我々が目にしているのは単純にカバの活動休止タイムだけなのかもしれません。
そして、自分たちの安息の地である「縄張り」を大切にする気質と警戒心の強さによってこの川下りクルーズに対する襲撃もその表れの典型。自分たちの縄張りに入ってきたものは、人間であろうと例えボートであろうとも容赦なく攻撃します。
草食動物なのに鋭く研がれたキバを持っていて、噛まれでもしたら人間は即死の死者も出ています。ワニもライオンも負けるそうです。怖いですねぇ〜。
さらに走るのも早くて、陸上では時速40km、水中では時速23kmくらいの速さまで突進してくるというから驚異的です!
なんともびっくりなカバさんの攻撃的な性格デス!>・・<
ナミビアの干ばつ
さて、そんなカバ達に今年の2024年春、不運な境遇が降りかかってきました。
エルニーニョ現象の影響で、大きな干ばつが起こったのです。
それはただの水不足ではすまないレベルで、ナミビア政府は同年5月に緊急事態宣言を発令。「過去100年で最悪」と指摘されるほど。ナミビア政府は食糧備蓄の8割以上を放出し、国民260万人の約半数が食糧不足にさらされています。
当然、動物たちへも被害は及びます。干ばつの直接的な影響で死んでゆく動物はもちろんいますが、とうとう8月には「国立公園などに生息するゾウ83頭やカバ30頭を含む野生動物を計723頭を狩猟し、住民に食肉として配布する計画」を発表しました。
もちろん、野生動物の絶滅に繋がらないよう考慮した上で、とのことです。
動物最強のカバであっても、捕獲目的でおそってくる人間の行動にはかないません‥。涙
世界へ目を向けると、コロナに引き続き様々な苦難が降りかかっているものなのですね。
まとめ
今回。川下りツアーでのカバの衝撃的な攻撃に興味を持ったら、ナミビアの魅力に出会えたり、カバの本性を知ることになったり、そしてなんとも言い難い心が締め付けられる自然状況や人の営みも垣間見ることになりました。
「日本人には馴染みのうすいナミビアを旅行先にするのも悪くない」と思いましたが、もしかしたら、気象状況によって今後は川下りのツアーは難しいのかもしれません。世界の数々の絶景も、いつまでもそのまま残っているわけにもいかないでしょう。
・・なんて、ちょっと残念な気持ちになりましたが、まずはあのあっぱれなカバの水中突進の姿!
今度友人に自慢げに見せたいと狙っております∩∩
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