オリンピック開催といえばアスリートの活躍が主ですが、開催国ならではの特徴を反映した運営コーディネートにも注目が集まりますよね。特に今回は、愛と自由とファッションセンスにあふれるおしゃれなイメージ筆頭のフランス・パリ開催!
かなりワクワクしてしまいますよね。
しかし、おしゃれイメージとは裏腹に、参加選手の間では選手村での生活全般に対する不満の声が続出しているようです。
一体どんな不満が出てきているのでしょう?そして、そんな中での数少ない(笑)明るい話題、
人気の「マフィン」とはなんでしょうか?
気になりますよね。一緒に見てゆきましょう。
不評の選手村食堂とはいったいどんな?
今回のパリ五輪では、選手村の施設に関して様々な不評が聞こえてきています。
その中でも、宿泊部屋と食堂に関する不満が多いようです。
- 宿泊部屋の質素さ
- 外気温35度の環境なのに部屋にエアコンが付いていない
- メニューが質素
- 食事の量が少ない
- 食事の質が低い
などの不満が見られました。
オリンピックは ”世界を代表するアスリート達が最高のパフォーマンスを魅せる舞台” 。
できでば、そんなパフォーマンスを支えるために
選手村での生活は
快適なものであって欲しいですよね。
しかも、美食と洗練された文化のフランスですから
参加する側の期待値も高かったのではないかと推測されます。
不満の声が多いのは、ちょっと残念なことでした。
しかし、そんな不評の中にも明るい話題もありました。
ある選手のSNS投稿を皮切りに人気が高まってる
気になる「スィーツ」の存在です。
気になる「スイーツ」とは
さて、不満の声が多く聞こえる中での希望の光!
人気「スイーツ」とはなんでしょうか?
それは『チョコレートマフィン』
販売元は ”ソデクソ・ライブ”という、フランスの食品サービス会社。
マフィンの中には、ごろごろと大きめのチョコレートチャンク(チョコのかたまり)と
濃厚なチョコレートソース♡が入っていて
パサつき感を感じさせない、濃厚な甘さに癒される、なんともいえない幸せに満たされるお味な様子。
人気のきっかけになったのは
競泳男子ノルウェー代表の ヘンリク・クリスチャンセン選手のSNS投稿。
甘党の彼にとっては正にドンピシャなツボにハマった美味しさだそうで、
・マフィンを4個抱えて道を歩く様子や
・友人が部屋に入った途端に
サイドテーブルの引き出しにしまっていたマフィンを慌てて隠そうとする
(もちろんわざと笑)
お茶目な動画をUPしていたりします。
何故そんなに人気になった?
そんなチョコレートマフィンの美味しさは
次第に次から次へと多くの選手を魅了していったようです。
ヘンリク・クリスチャンセン選手の投稿以外にもかなり多くの投稿が出ているようです。
もちろん、マフィンが超ウマなのは間違いないでしょう。
ただ、すこしうがった見方かもしれませんが、
もしかしたら、あまりにもの食事メニューへの残念さにより、
美味しいチョコレートマフィンが際立っているのかもしれません。
提供会社 ソデクソ・ライブ ってどんな会社?
1966年にフランス南部沿岸都市マルセイユにて設立された、フランス・パリ郊外に本拠を置き、
世界50カ国に拠点をもつ多国籍グローバル会社。
設立の翌年にはフランス国立宇宙センターにフードサービスの提供を開始したり、
1971年にはアメリカ航空宇宙局への提供を開始したり、
1988年にはカルガリーオリンピックを契機にオリンピック大会へのサービス提供を開始したりと、
グローバルなサービス展開を行なっているようです。
現在は
企業の社員食堂の運営から、医療機関や学校の食堂、
レジャー施設、軍事施設に至るまで大きな規模の施設へのサービス提供を行う
安心の会社であるとのこと。
ただ、一方では
今回のパリオリンピックでは「サービスに不慣れなのでは?」との
指摘も受けているようで
もしかしたら、昨今の社会情勢的に
環境問題や健康意識への高まりに配慮したサービスに不十分な面もあり、
バランスの取り方が難しかったのかもしれません。
今後、日本国内で味わうことができるの?
今現在、”ソデクソ・ライブ” のマフィンは日本において取り扱いは無く
食べられるチャンスはないようです。
しかし、実は日本とも関わりがありました。
「SODEXO JAPAN株式会社」が2009年に日本法人として発足していました。
その後2016年には、総合ビル管理会社とのコネクションにより
合弁会社「グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社」として
日本国内の外資系企業や日系企業と関連した、総合施設管理会社として運営されています。
もともとフランス国内で展開されている本来のフードサービスとは形を違えていますが
一応、企業としてのコネクションもあるようですから
今後、我々日本人も
オリンピアンたちを魅了した「人気チョコレートマフィン」を
味わうことができる日が来るかもしれませんね。
まとめ
今回は、選手村や食事面で不満の声が高まる中での人気「マフィン」に注目してみました。
スポーツの祭典オリンピックのもうひつのお楽しみ、
開催国の特色ある文化やおもてなしの創意工夫などを知るきっかけになったでしょうか?
まだまだオリンピックから目が離せません。
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