24hテレビランナーやす子。今も所属の「即応予備自衛官」とは?自衛官不足なの?

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ナンダカンダ、さまざまな意見や批判がありながらも
この時期になると世間を賑わす
「日本テレビ 24時間チャリティマラソン」

今年のランナーは
元自衛官でお笑いタレントの
やす子さんでしたね。

チャリティマラソンのあり方にも興味はありますが
今回私は
彼女の経歴の中にあった
即応予備自衛官” 任官中」てなんだろう?
って、そっちの方が気になりました。

やす子さんの簡単な経歴

現在26歳のやす子さん
本名: 安井かのん さん

(おっと≧∩∩ 24時間TVの翌日
9月2日がお誕生日でした。
おめでとうございます
♪)

ピン芸人として
ソニー・ミュージック・アーツに所属し
2019年9月から芸能活動を開始しています。

コロナが猛威を振るっていた頃ですね。

迷彩服を着ていたり
自己紹介でも使われているフレーズなので
やす子さんが元自衛官であることは
周知の事実ですが

実際どんなことをしていたの?
とか
”即応予備自衛官”てなに?
とか
今もやってるってこと?

とか、今一度
見てみたいと思います。

高校卒業後に自衛隊に入隊

まずは2017年、
高校卒業後に陸上自衛隊に入隊
2年間勤務をしています。

出身が 山口県宇部市 とのことで
ナルホド、
山口県民にとって自衛隊は身近な存在ですものね。

何故って・・



山口県は、日本海・関門海峡・瀬戸内海位と
三方を海に囲まれた県なのです。

国防的には、三方周りが無防備状態。
防衛の要衝としてここはしっかりと守らねばなりません。

山口県県内、なんと『陸軍』『海軍』『空軍』
全ての軍隊がそろい、
8箇所の基地などがあります!

多いですね〜。

山口県内基地の紹介があります↓

/https://www.mod.go.jp/pco/yamaguchi/kichi.html


その昔は日露戦争
太平洋戦争でのマレー半島上陸作戦で大きな功績を挙げた
旧陸軍の花形部隊がここにあったということで

今も山口県民から信頼と敬愛を集めているとのこと。


確かに、国内の自衛隊施設情報の中でも
多くの地域交流の報告がアップされています。

全国都道府県別 自衛隊部隊の所在マップはこちら。
(表の中、下線の施設名で
情報公開されています)
https://dailydefense.jp/map

どの県にどんな駐屯地や施設があるのか
気になる方もよかったらどうぞ。



県民にも好印象の山口県自衛隊ですから、
やす子さんが高校卒業後の進路を考えたときに

児童擁護施設生活や
生い立ちの面での影響が理由で
進路候補に上がったのは間違いなさそうですが、

もしかしたら
割と抵抗感なく入隊を決意したのかもしれません。

即応予備自衛官とは?

これはもう、素直にWikipediaを参考にさせていただきました!
(以下、Wikipediaより抜粋)

即応予備自衛官とは、陸上自衛隊において即応性の高い予備要員として任用している官職またはその官職にある者のことをいう。 身分は、常備自衛官と異なり、非常勤特別職国家公務員であり、防衛省の定員外の防衛省職員自衛隊員である。 1997年に創設され、第1期として第19普通科連隊(福岡駐屯地)が1998年(平成10年)3月に陸上自衛隊初となる即応予備自衛官指定部隊(コア部隊)に改編された。陸上自衛隊中途退職者[1]または公募予備自衛官の志願者からなり、高い錬度が期待され、有事・訓練等の際に招集、陸上自衛隊における各任務に就けられる。なお海上・航空自衛隊には同制度は存在していない。充足率は2018年(平成30年)の目標人員8,075人に対して約4,314人となっている。




とのことで、”即応予備自衛官” になれる人
元自衛隊員で限定すると
「元陸上自衛隊員」だけが就けるものでした!

有事の際には招集され、
自衛官として防衛や災害救済などの任務につくのです。

やす子さんは現役中
ブルドーザーオペレーターとして配属されていた経歴があるので
災害時には
あのやわらかな物腰でありながらも頼もしい救援の姿を
見せてくれるのかもしれません。



実際、高校卒業後の2年間は現役自衛官として勤務。
その後、4年間は即応予備自衛官として所属しているとのこと。

その際は、知識や技能を最低限確保するため、
年間30日間は訓練する必要があるらしいです。

2023年はやす子さん自身
芸能関係が忙しくなったため
休職していましたが
2024年4月から復帰する予定だと話していたやす子さん。

ただ、実際4月からも多忙な様子。
24時間TVでは番組の顔とも言える活躍を見せ、
最近特に大忙しでしょうから
復帰するとしたら相当な負担になることは否めないでしょう。

復帰が叶ったら
お体をこわさずトレーニング下さるよう
応援しています!!

国内自衛官の数は?

さて、
即応予備自衛官の存在を知って気になったこと

「もしかして自衛官は足らないの?
ってことでした。

まあ確かに、
最近は災害も多いし
有事となったら断然マンパワーは必要になります。

そんな時のお助けマンたちの確保ってこと?でしょうか。

そりゃそうですね。
平時からいつもたくさんの隊員を抱えているより
『普段はコンパクト・必要な時に十分な人員』
がいいってことでしょうかね。

そうすると、即応予備自衛官は
元陸上自衛官だけがなれるのも十分に納得です。



そうそう、自衛官の人数も確認しておきましょう。

国内自衛官の数


2022年時点での数
定員数が24万7154人のところ
実際はその92%が奉職しています。

22万7381人てところですね。

おお…元々が人員不足でしたぁ。
しかもその人員不足は常態化‥とのこと。

”有事においてのマンパワー”なんて
言っていたけど
そもそもが人手不足‥。

う〜む、どこの職場も同じなのですね
(汗笑)

陸・海・空 三自衛隊、自衛官の数


ちなみに各自衛隊の所属人数はざっくり以下の通りです。

  • 陸上自衛隊ー14万人
  • 海上自衛隊ー4万2千人
  • 航空自衛隊ー4万3千人


改めてみてみると
けっこう差がありますね。

自衛官不足の現状

しかし更にシビアな現実もありました!

2024年今年の8月7日の時事通信の記事
『自衛官採用、計画の51% 過去最低』

と出ているのです。


ともありますが、
果たして明るい見通しは立ったのでしょうか?


どこでもみられる人手不足ではありますが
国の守りの面でも手薄感を感じてしまうと

なんとも不安になる現状です。

まとめ


今回、元自衛官のやす子さん
24時間TVのチャリティランナーを務めたことで、

あの迷彩服を画面で見ることも増えました。

人手不足の自衛官状況を目の当たりにする

芸人としてさまざまな場面で私たちに笑いを届けてくれながら
一方では国防のために尽力の意思を見せてくれるやす子さんには
正直頭の下がる思いを持ちます。


日本テレビ 24時間TV

最近、元幹部職員の募金の着服事件や
企画の過剰な取り上げ方、
チャリティーの意義‥など
数多くの問題が指摘されてはいますが

2024年今年で
なんと47回目の放送でした。
1978年からだそうです。

さまざまな問題点を考えると
ちょっと引いたりすることもありますが

間違いなく
今まで知らなかった世界や人、取り組みなど
新たな出会いのきっかけともなりました。


やす子さんにはお体を大事に頑張ってほしいですし、

これからは国民の一員として
自衛官や自衛隊の動向などにも
目を向けていこうかと思います。

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