最近、昭和に一大ブームを巻き起こした「女子プロレス」が、熱くなっています!
ダンプ松本・ブル中野・アジャコング・ジャガー横田・北斗晶‥などのお名前、たびたび聞きますよね。
そんな、昭和に活躍した女子プロレスラーの中でも、未だ現役を続けているレスラーで、そのファイトが今も実際に見られるのは、何といってもアジャコングさんです!
『昭和のレスラーがまだプロレスやってるの?」
‥そんなことを思った方!そうなんです。やっているのです。
アジャコングさん、素敵ですよ。
けれども‥昭和からのレスラーである彼女の年齢は一体何歳なのでしょう?
なぜ未だ現役を続けているのでしょうか?
ざっくりではありますが、お役に立てれば幸いです。
アジャコング -プロフィール
- リング名・芸名:アジャコング (※他いくつか時と場合で使われるものが存在するが、ほぼアジャコングで可)
- 本名: 宍戸 江利花(ししど えりか)
- 生年月日:1970年9月25日
- 両親:父/アフリカ系アメリカ人、母/日本人
- 出身:東京都立川市
- 身長:165cm
- 体重:108kg
- 血液型:O型
- 得意スポーツ:空手、バレーボール
- プロレスラーデビュー:1986年(16才)
- 職業:プロレスラー、タレント、女優
現在、プロレスラーとしてはフリー。芸能活動はWAHAHA本舗所属。
100kgを超える体重から繰り出すパワフルなファイトが特徴。
悪役女子プロレスラーとして名を馳せる。
女子プロレスラーとしては初めて ”週間プロレス” の表紙を飾る。
女子プロ全盛時代
1980年代は、そりゃあそりゃあ女子プロが盛り上がっていました。
「ヒール」と呼ばれる悪役レスラー軍団と、「ベビーフェイス」と称されるヒロイン(ヒーロー?)的な正義のレスラー達が、日夜闘いが繰り広げていたのです。
先日、当時の女子プロレスのことがよく分かるドラマが配信され、こちらも話題になっています。
(ネタバレ無しのあらすじ)
女子プロレスラー・ダンプ松本が仲間たちとの友情と戦い、さまざまな代償や葛藤を抱えながらカリスマ的人気で1980年代に女子プロレス旋風を巻き起こし、日本史上最も有名なヒールに成り上がっていくさまを描く。
(Wikipediaより引用)
「極悪女王」とは、当時 悪役=「ヒール」のスーパースターだったダンプ松本さんの愛称です。
ダンプ松本さんの次の世代であるアジャコングさんも有名な「ヒール」の一人です。
「ヒール」の対極には「ベビーフェイス」が存在し、「クラッシュ・ギャルズ」というタッグチームが有名です。アジャコングさんはデビュー前はこの「クラッシュ・ギャルズ」に憧れ、ヒールは憎くて憎くてたまらなかったというのですから、人生の巡り合わせはなかなかに面白いもんです。
ダンプ松本さんを演じるゆりやんレトリィバァさんの気合十分なのはさるところながら、唐田えりかさん(長与千種さん役)や剛力彩芽さん(ライオネス飛鳥さん役)も、かなりの体重増加を経ての役作りは素晴らしく、当時のプロレス中継さながらの興奮を、令和の今でも感じられると話題だそうです。
ちなみに、アジャコングさんはダンプ松本さん達と比べると世代が若干若いので、この映画には登場していません∩. .∩
アジャコング・現役での活動
<プロレスラーとしての所属歴>
- 全日本女子プロレス(16才) クラッシュ・ギャルズに憧れるも、極悪レスラーのヒール軍団として「獄門党」「極悪同盟」に所属。全日本プロレス界を盛り上げる。20才の時母を亡くす。
- フリーランス(27才) 新団体を作ったり男子プロレスとの対戦も開始。全米No.1と称されるチームとも対戦。
- OZアカデミー女子プロレス(36才) OZアカデミー認定無差別級初代王者決定トーナメンで初代女王
- 超花火プロレス(50才) 超花火プロレス社長就任 ※OZアカデミーは兼任
- 2016年後楽園ホールにて『アジャコング30周年記念興行』を開催
- フリー(52才) 国内外の団体に参戦。現在にいたる。
プロレスラーとして、場を変え立場を変えながら人生を歩まれているようです。
気になるご結婚はされていません。
「大変だけれどプロレスが楽しくって!楽しくって!彼氏彼女や結婚に目が向かなかった」というところでしょうか?
今も現役を続ける理由
アジャコングさんのコメントで「ジャイアント馬場さんの生き方をめざしたい」というワードを見かけました。Number編集部さんのXの投稿の中です。
では、ジャイアント馬場さんの生き方(19991月31日逝去)とはどんなものだったのでしょう。
ジャイアント馬場さんの生き方が垣間見れるような最近の話題がありました。
ジャイアント馬場さんは新潟県燕三条の出身で、2024年2月に生涯を振り返るドキュメンタリー絵本『うえをむいてあるこう』が出版されました。2024年3月24日に、その出版記念公演が燕三条で行われ、トークショーの中で口々にこう語られていました。
<児童文学作家の第一人者くすのきしげのり氏>
「困難な状況でも諦めずに前を向いてチャレンジを続けた馬場さんの姿‥。「頑張ることってだいじなんやな」と大変な時に思い出し、 ”職業” と ”生き方” を合わせてこれからの時代を生きていく子供たちには夢とか志を持ってほしい。(希望の)職業に就くことがゴールでなくスタートとして、自分の人生を作っていってほしい。」
<ジャイアント馬場さんの姪の緒方理咲子さん>
「ジャイアント馬場を知らない(自分の)孫世代に、苦境の中でも”上を向いて歩こう”とした叔父を紹介することで「自分はどう生きるのか」を伝えたかった。」
<出版元303BOOKS常松社長>
「ジャイアント馬場さんは本当にスーパースター。リング上に限らずいろんな場面で見かける笑顔が印象的でその人生を描きたかった」F−SPO(エフスポ)燕三条のスポーツ情報ポータルサイトより
多くの人に感銘を与え続けているジャイアント馬場さんです。
アジャコングさんもきっと、ジャイアント馬場さんの「前をむいて生きる」生き方に共感し、生涯現役を貫く覚悟をなさっているのでしょうか。
笑顔で前を向き、現役続けるアジャコング
とにもかくにも、アジャコングさんのタフな活動と笑顔と元気は、我々の生きるパワーの源になります。元気をもらっている人たちがたくさんいるのです。
そして、アジャコングさんは現在54才!そしてもちろん現役のプロレスラー!!
もうこうなったら、好きなように、自由気ままに国内海外どこにでも出掛け、思いっきり大好きなプロレスを楽しんじゃってください❗️
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